補助金関係

平成29年度補正 ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金(採択結果)

2018/08/19

平成29年度補正 ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金

 初めてのモノづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金、色んな方に助けていただき、お陰様で 3件とも良い結果となりました。

 

書類の作成方法を教えてくれた診断士「A先生」

 今回は、「取材の学校」経由で、受講生対象に「もの補助案件」の受託募集があり、それに応募させていただきました。
 そこでは、過去に20数件実施した案件のうち、9割以上(程度)通したという強者診断士の方がおり、その方にみっちりとノウハウを教えていただけたのが、大きかったです。
 今までの自分の書き方では到底及ばない、「コツ」といものを腑に落ちる感じで学ぶことができました。

合計3件
今回、トライしたのは医療関係機関2件、製造業1件

 今年、トライしたのは、医療関係機関2件、製造業1件の合計3件。そのうち2件は受注業務はしてないものの、全ての業務{①業務委託契約、➁事業主(社長)ヒアリング、③ネットでの検索、④認定支援機関の方の捺印依頼・確保、⑤経営力向上計画の作成(申請)、⑥先端設備等導入計画 の申請、⑦印刷・データ化、⑧発送}、まで全て自分で行うという、今まで経験したことのない業務量の多さと複雑さで大変さでした。 

受託元
ネットで知り合った関西の中小企業診断士の先生「N先生」と「取材の学校」代表「H先生」

 「もの補助やりたい、もの補助やりた!」と知人関係にも叫び、色んなところにお願いさていただいていましが、経験のない診断士に任せてくれる診断士の方はなかなかいませんでした。
 しかし、ネット経由により、関西で「もの補助」を頑張られている先はで、「関東の案件なので…!」ということでラッキーにも受託することができ、また「取材の学校」の前哨戦としてもの補助支援に参加することができ、なんとか3件に挑戦することができました。

業務手順

社長とのヒアリング前に当該中小企業関連でネットに出ている情報を良く調べる

 ここが、まず重要。最初の下調べの良し・悪しで勝負が決まると言っても過言ではない…
  ・社長の人物像
  ・業界の特徴
  ・当該企業の業務フロー(製造ライン等)・業務内容の把握
  ・購入予定の機械の特徴の把握

社長とのヒアリング

  時間は長くても1程度しかもらえないと思って…
  ・丁重なご挨拶
  ・業務委託契約書の提出・捺印(手付金・成功報酬金の説明、承諾)
  ・業界の動向や、会社の業務フローの確認

(1回で全てがわかることは、よっぽど知っている業界でないと、ほぼ不可能なので、追って調べる。さらに不明な点が出た場合のみ再度お聞きするようにする。)

家でのネット探索活動
(広大なwebの大海原から様々な情報を収集)

  ・業界分析
  ・市場分析
  ・購入機機械の分析

   (説明用に使える写真やイラストの探索・ダウンロード、キャプション付けなどの画像処理)

思考(「産み」の苦しみ)活動

  ・課題の抽出(どこに課題があり、それを購入機械の理由に結び付けられるよう、論理構成)

  ・購入までの必要性をPRする為のストーリの作成(何故?購入が必要なのか?購入できたら、自社や地域社会にどんな良い影響があるのか…。このストーリーの一貫性が重要)

書類作成活動

  ・章立て
  ・見出し付け
  ・使用するイラストや写真のレイアウト決め
  ・購入後の改善予想を定性的・定量的情報で示す
  ・財務諸表分析 

   向こう5年間の予想PLの作成(しかも原価計算をしっかとおこなうことが重要!)

会社情報関連資料の準備

 下記のとおり、事業所様の方で、準備をしてもらう資料がありますが、「どこにあるかわからない…!会計事務所の先生のろころだっけ?」などが連発しました。これら資料を用意するのも大変なやりとりが必要でした。また、捺印をもらう大変さですね。公印を押してもらう必要がありますが、必ずしも都内の近い場所にあると訳ではないので、取りに行けずハンコを郵送してもらうことも多かったです。
  ・納税証明書関係
  ・登記関係
  ・決算書関係 
  ・株主資本等変動計算書

付随資料の作成

  ・経営力向上計画
  ・先端設備等導入計画

ピンチに遭遇①!
「認定支援機関」の捺印が得られない…!助けてもらっ中小企業診断士「M」先生

 資料作成後半になって、「認定支援機関の捺印」が得られない。先方の会計・税理の先生にお願いしようとしましたが、そのやりとりに時間がかかり、〆切に合わない状況発生…!
 「あれ、困った!」と方々認定支援機関をお持ちの方にお願いするも…、なかなか、「首を縦に振ってくれる方はいない…」。これは責任もあるので、よっぽと信頼してくれるか、お金を出さないと押してくれない代物…・
 しかし、救いの神は現れる…。同じ研究会の方からの丸秘の情報で、認定支援になってくださる方を教えていただけました。

ファイリング
(6冊 一部は本印が押してある本面)用意 & CDーROM化(様式1,2以外はPDFにして格納)

 最後は提出用のフィルとCDの作成です。フラットファイルを自腹で購入し、テプラでタイトルと申請者名を貼付。
 カタログや会社概要などもPDF化し、CDに格納します。

ピンチに遭遇➁ 
プリンターを運ぶ際にインク漏れでプリンターが動かない!

 さあ、提出最終日、全部の資料が揃い、「一気に印刷しよう」と思い、プリンターを持ち込んで、事務所で用意をしていると…。
 プリンターを車で運ぶ際に、横にしたせか、インクが漏れ、プリントがめちゃくちゃに…(ショック)、焦りまくり、なんとか代替えのプリンターを探し出しフォローできました。

24時までやっている郵便局は都内に結構ある

 そんなこんなで、出力をしていたら、全部出来上がるのが23時頃、ここから急いで、なんとか24時までやっている郵便局に資料を持ち込め、消印をもらうことができました。

まとめ

 今回、初の「もの補助」経験でありました。自分にとっては「採択の可・非」は実績などの影響で生き死ににかかわることではありません。
 しかし中小企業にとって、採択されるかどうかは大きな違いで、これにかけている経営者の方も結構多いかと思うので、そういった意味では、良い貢献ができたのではないか?と思っています。
 今回は、色んな診断士の先生にお世話にない、本当、なんとか支援関の採択を得ることができました。この場をお借りして、感謝申し上げます。(-mm-)「M先生」、「H先生」、「A先生」など大変ありがとうございました。
 また、この後の支援(経営革新計画書きや先端技術関係の書類提出、その他諸々と…、)も大変だと思うので、気を抜かずにいきたいと思います)

 

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