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イラストレーターで文字ぼかしを簡単に行う方法
2019/02/07
目 次
1 元の黒文字は背面に持ってきて、作業から外す
Illustratorには「CTR」+「V」だけではなく、「CTR」+「F」(全面にペースト)と「CTR」+「B」(背面にペースト)の2種類のパワポなどにはない特徴的な機能があります。今回は、背面に元の黒文字をおいておき、全面に作業用の文字を置く。このことにより、作業が短縮・効率化します。

2 前面にある作業用の黒文字を白く塗りつぶす
左下、作業パネルから「塗」と「線」を両方白くする塗りつぶします。ポイントは今回は、「線」部分が外にじわっとぼける作業をするので、両方を白色にすることです。

3 線の太さを太くする
表の作業用の白文字を2PX分「線」を指定し太らせます。この位の幅(2PX)を広げるイメージが大切です。

4 ラスタライズします
ラスタライズとは、「ベクトルデータ」を「ビットマップ画像」へ変換する処理です。具体的には「文字情報」を「点情報」に修正して、画像として各種装飾できるようにするための作業です。この「ラスタライズ」もイラストレーターで特徴的な操作です。
そして、背景を透明にします。(何もしないと背景色が白となってしまい、バックの画像と馴染みません)
そのため、「透明」をクリック、ぼかしの範囲を10PXほどとり、周りと馴染ませるようにします。

5 特色を維持する範囲の指定
オブジェクト外側に10PXとれました。

6 いよいよ本題のぼかし作業!
「ぼかし」ー「ガウス」 で指定された数値が最適なことが多いのでプレビューします。するとこのようにきれいに周りがぼけています。

7 裏面にある(隠れて見えない)文字を前面にもってくる。
今まで「CTR」で保留になっていた裏面にある黒いもとの「文字情報」を最前面に持ってきます。操作はCTR」+「F」(フロント)で前面にペーストで持ってきます。
完成これように、白のぼけが黒文字の裏でほんわか広がっていい感じです。
