補助金関係

令和元年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 無事採択

2020/05/02

令和元年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 無事採択

1 令和元年度補正1次 自動車整備業(採択) 

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金〔一般型〕の1次公募において、ご紹介いただいた企業様(自動車整備業)の補助事業が無事採択されました。今回の申請案件は、某商工会様からご紹介いただいたものでした。
この案件は、自分の力不足で昨年度、悔しい思いをしたたため、それを払拭すべく、再チャレンジでした。
再チャレンジの為に行ったことは、まずは敗因となったその要因分析でした。これがわからなければ、独りよがりとなり、採点基準に合致する申請書にできる可能性が遠のくと考えました。
その要因分析には、(①書類不備、②数字計算等のミス、③加点ポイントの訴求力が弱く評価が低い、④必要な加点ポイントを抑えていない)などがあると思いましたが、まずは、採点者のコメントを教えてくれるとのことなので、それを聞きに事務局に行ってきました。結果的には、この労力を惜しまず、聞きにけたことが新たな結果を生む要因として大きかったと思っています。
コメントを読み、上記(③加点ポイントの訴求力が弱く評価が低い、④必要な加点ポイントを抑えていない)による加点ポイントの獲得が低いことがわかりました。
加点ポイントは自分が考えていたこととは違う観点が問われており、それを作文でも何でも、それらしく書かないと加点はされないということがわかりました。それには、ネット上ででている他の診断士さんの公募要領の解釈の仕方の解説等も大変役立ちました。
原因分析が済んだところで、次は、その要因をカバーする為には、どんな資料を用意すれば良いのか?を考えました。その内容は詳しくは書けませんが、かなり時間をかけて、計算したり、調査したりして幾つかの追加資料を作り上げました。その結果、今回は、良い結果を得られることができて、ホットしています。

2 採択率・採択結果

 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金〔一般型〕の1次締切につきましては、令和2年3月10日から3月31日までの期間において応募を行ったところ、全国で2,287者からの申請がありました。全国採択審査委員会において厳正な審査を行った結果、このうち、1,429者を採択とれてました。」

と事務局のホームページには記載があります。計算すると採択率は、約63%と例年の中では高い採択率となっているではないか?と思います。
この事業は、補助金額が大きい為、「採択される」、「されない」では当然、金額的に天と地の差ができてしまい、獲得できなかった場合は、かなり苦しい思いを申請者も支援者のするもので、心身の健康・衛生管理上、かなり圧迫するものがありますが、とりあえずは、良かったです。
今後も常にブラッシュアップするつもりで、より採択率の高い申請書とできるように努めていくことが課題かなと思いました。

3 加点項目(6点)・審査項目について

(1) 加点となる資料をしっかり揃える

・経営革新計画承認書
・事業継続力強化計画
・履歴事項全部証明書
・特定適用事業所該当通知書
・賃上げ加点

2 公募要領(令和2年度別添参照)

(1)技術面

①新製品・新サービス(既存技術の転用や隠れた価値の発掘(設計・デザイン、アイデアの活用等を含む))の革新的な開発となっているか。「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」又は「中小企業の特定ものづくり基盤技術の高度化に関する指針」に沿った取組みである
→<解釈> 自社のビジネスモデルにおいて明らかに「革新的」と書けるようにしたい。革新的とは、自社になく、他社でも一般的でもないものであること。

②試作品・サービスモデル等の開発における課題が明確になっているとともに、補助事業の目標に対する達成度の考え方を明確に設定しているか。
→<解釈>重要なポイントは、数値的に示す必要があるということ。例(Quality、Cost(材料費、人件費)、Derivery(作業時間等))がどれだけ削減できるのか?ビフォアー、アフターの数値で書ければいいと思います。

③課題の解決方法が明確かつ妥当であり、優位性が見込まれるか?
→<解釈>どのように他社と差別化して、優位性が見込まれるのかを「自社の強みを併せて◯◯の理由から、優位性が見込まれれる」しっかりと書く。

④補助事業実施のための技術的能力が備わっているか。
→<解釈>機械を導入した祭に問題なく使えるということしっかりと書く。

(2)事業化面

① 補助事業実施のための体制(人材、事務処理能力等)や最近の財務状況等から、補助事業を適切に遂行できると期待できるか。金融機関等からの十分な資金の調達が見込まれるか。
→<解釈>事業を遂行できる人材がいることを書く。金融機関からの融資の保証などがあれば書く。

② 事業化に向けて、市場ニーズを考慮するとともに、補助事業の成果の事業化が寄与するユーザー、マーケット及び市場規模が明確か。クラウドファンディング等を活用し、市場ニーズの有無を検証できているか。
→<解釈>国内または、該当地域の市場売上規模などを当該業界が出している資料を探しきれるかどうか?顧客層の属性(定量的・定性的)が明確に書けるかどうか?

③ 補助事業の成果が価格的・性能的に優位性や収益性を有し、かつ、事業化に至るまでの遂行方法及びスケジュールが妥当か。
→<解釈>機械を導入して、それを誰がどのように使えるように社内で推進していくかを書く。また、スケジュールを書く。

④ 補助事業として費用対効果(補助金の投入額に対して想定される売上・収益の規模、その実現性等)が高いか。
→<解釈>費用対効果を高いと言えるようにする。

(3)政策面

① 地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、地域の事業者等に対する経済的波及効果を及ぼすことにより地域の経済成長を力強く牽引する事業を積極的に展開することが期待できるか。
→<解釈>地域経済やサプライチェーン(納品業者等)を支えていると書く。

② ニッチ分野において、適切なマーケティング、独自性の高い製品・サービス開発、厳格な品質管理などにより差別化を行い、グローバル市場でもトップの地位を築く潜在性を有しているか。
→<解釈>中小企業なので、そうそう大きな市場でトップになれる訳ではないと思いますが、強みをしっかり捉え、それが国内のみならず、海外でも活躍できる可能性があると書く。

③ バイオマス素材を用いた資源循環型プラスチック製品の開発等、環境に配慮した持続可能な事業計画となっているか。
→<解釈>
ここは書きにくく、書くことがないかもしれませんが、もし何かこのような事項があったら書いておく。

4 全体として

・10枚という制限をしっかり埋める
・ストーリー性をしっかり持たせるようにする。

①自社の現状分析(強みもしっかり書く)
②その中でも課題がある
③課題解決の為の機械購入が必要
④購入したらこんなに、事業が良くなる可能性がある。
⑤市場はこんな状況である。
⑥競合はこんな状況である
⑦自社が潤うことにより地域経済等に役に立つ。

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