コエドビール工場見学~地域の繋がり期待広がる 小春日和~
桜7部咲きの4月5日、東松山市大谷地区にある「コエドビール」の工場見学に参加してきました。この貴重な機会は朝霧社長様のご厚意によるもので、地域で活動する方々との交流を目的としたものでした。
目 次
参加者は地元の方々
今回は、私が耕作放棄地問題について意見交換をする中で親しくなった地元の方々にお声掛け。中小企業診断士、行政書士、そして農家の皆さんなど、地域に根差した活動をされている方々が集まりました。

工場見学の参加者たち
コエドビール工場見学に参加した地域の方々の集合写真。農家や中小企業診断士、行政書士など様々な職種の方が集まり、地域活性化のきっかけとなる交流の場となりました。背景に見えるレンガ造りの建物がコエドビール工場の特徴的な外観です。
アクセスも楽しい小旅行気分
東松山駅から市内循環バスで100円、これだけで工場まで行けるというアクセスの良さ。短い移動時間ですが、バスでのショートトリップも旅の一部として楽しめました。
満開の桜に迎えられて
コエドビールの敷地に足を踏み入れると、すぐに目に飛び込んできたのは満開の桜の木々。この日は多くのお花見客で賑わい、工場内も一般に開放されていました。
迫力のビール製造工程
工場内は非常に興味深い造りになっていました。特に印象的だったのは3階建てもあるという大きなビールタンク。これを上から眺められる見学コースは圧巻でした。朝霧社長からは、酵母がどのように分解活動を行うかなど、製造工程について詳しく説明していただき、ビール作りの奥深さを知ることができました。
コエドビールの醸造設備
最新の醸造設備を備えたコエドビール工場内部。複数階にわたる大型ステンレスタンクと作業プラットフォームが配置された開放的な空間。窓からは緑豊かな外の景色が見え、自然環境と調和した設計となっています。

国産原料への挑戦
敷地内の広大なグラウンドでは大麦が栽培されていました。これは国内での原料確保に向けた試験的な取り組みとのこと。地産地消への意識の高さを感じました。
世界が認める品質
工場内では、COEDOが国際的な賞を受賞した証である「World Beer Cup」の銀賞盾も見ることができました。南ドイツスタイルのヘフェヴァイツェン部門での受賞は、その品質の高さを世界に認められた証です。
世界が認めた品質の証
コエドビールの「World Beer Cup」銀賞受賞を示す盾。「South German-Style Hefeweizen」カテゴリーで2018年に受賞した「白」(COEDO Shiro)の栄誉を表しています。エレガントなデザインの盾は、国際的な品質水準の高さを証明しています。

個性豊かな試飲体験
見学後の試飲会では、コエドビールの多種多様なラインナップを味わうことができました。さつまいもから作られているビールやIPA(インディア・ペール・エール)など、それぞれ香りや味わいが異なり、新たなビールの魅力を発見する素晴らしい時間となりました。

多彩なラインナップ
コエドビールの代表的な製品ラインナップ。左から「瑞祥(Marihana)」「白(Shiro)」「瑠璃(Ruri)」「紅赤(Beniaka)」「漆黒(Shikkoku)」「伽羅(Kyara)」の6種類のボトルビールと缶ビール「蔵の街」が並び、それぞれの特徴を解説したパンフレットも広げられています。
専門家による詳しい解説
試飲セッションでは、各ビールの特徴や製法について詳しい解説を聞きながら、参加者全員で味の違いを楽しみました。スクリーンには企業情報や製品の歴史が映し出され、より深くコエドビールの世界を知ることができました。

ビールテイスティングセッション
コエドビール工場での試飲会の様子。参加者が様々な種類のビールを味わいながら、スクリーンに映し出された企業情報を見ています。テーブルには多数のサンプルグラスとボトルが並び、専門的な解説を聞きながら味の違いを体験しています。
地域交流の新たな一歩
今回の工場見学を通して、地域の方々との新たな交流が生まれました。この縁が今後の地域連携活動につながっていくことを期待しています。地域の名産品を通じた繋がりは、きっと新しい地域活性化のアイデアを生み出してくれるでしょう。