医療ビジネス研究会10月例会のに参加
2018/10/23
今日は東京都中小企業診断士協会の「医療ビジネス研究会の10月定例会」に参加させていただきました。
自分は医療業界に席を置くこともあり、医療業界を診断士としての見地から、知識を吸収できることはとても嬉しいことです。それは、予算規模が大きく、ビジネスチャンスは多いにあると思うからです。その際に必要な知識は、
1 医療法、薬事法などの法的知識の必要性
2 建物、設備、医療機器など許認可関係の知識
3 医療職やコメディカル、診療報酬関係の知識のある事務職との連携などがあります。
これら内部資源を活かし管理しながら、外部環境である地域の競合や協力病院などとの連携を強化し、顧客である患者様の医療ニーズを満たし、地域の中で生き残っていかなければなりません。
ビジネスモデルとしてみると、診断士試験や実習で培った知識やノウハウはが応用できます。
今日は、そんな経営学的見地から国際医療福祉大学の経営学博士の講演をお聞きすることができました
日 時:10月22日(火)18:45~20:45
場 所:文京シビックセンター4階4B室
テーマ:「地域医療構想における医療経営」
講 師:国際医療福祉大学 医療マネジメント学科/大学院医療福祉学研究科
教授 博士(経営学)
羽田 明浩先生
(講演案内)
「2025年問題」から社会保障提供体制は大きく変化し、「病院完結型」から「地域完結型」に向けて、「地域医療構想」実現に向けて各医療機関の経営戦略は大きく変容していいきます。
協調戦略、医療のバリューチェーン、医療のイノベーションのジレンマ、地域医療連携推進法人等のキーワードからお話しがありました。
国際医療福祉大学教授による講演第三弾です。
経営課題に直結する実務的なテーマなので、興味深いお話が聞けました。
(所感)
医療業界においても、ポーターやドラッガーなどの経営学者による研究が成されていることを再認識しました。