研究会・研修等

医療ビジネス研究会11月定例会に参加

シビックセンター案内板
医療ビジネス研究会 定例会写真

 今日は、東京都中小企業診断士協会の医療ビジネス研究会11月の定例会に参加致しました。

1 日 時

  11月26日(月)18:45~21:00


2 場 所

 文京シビックセンター4階 4B室

3 テーマ

 「オンライン診療の実際と今後の展望」
 講 師:株式会社メドレー CLINICS事業部 副事業部長 田中大介氏

4 所感

 オンライン診療はかつては遠隔診療と言われていたものが呼称が変わったものです。
 2015年に、へき地医療などの限定条件がなくなり、事実上の解禁となりました。
 2018年の診療報酬の改定では、「オンライン診療料」、「オンライン医学管理料」が新設されたました。
 その他、関連する事項として、「電話等再診」での加算容認の項目が増えたり、在宅患者持続陽圧人工呼吸療法(CPAP)に対する「在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料 遠隔モニタリング加算」(1カ月:150点)、在宅患者酸素療法に対する「在宅患者酸素療法指導管理料 遠隔モニタリング加算」(1カ月:150点)などの改定もありました。
 このオンライン診療は、その後、該当する診療項目が制限されたり、初診から6カ月以上が経過した患者が対象となるなハードルもあり、中規模以上の病院では利用が難く、現状ではクリニック向きであるとのことでした。
 しかし、今後、待ち時間を減らしたり、在宅での診察を希望する患者は増える見ことが予想されるので、その需要は増えるだろうとのことでした。
 時事的にタイムリーな話題で、大変興味深く、勉強になりました。 

 

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