IT・経営革新・企業再生実践講座(MMMメソッドレベル)研修終了
IT・経営革新・企業再生実践講座(MMM
研修の目的
この研修の目的は
(1)中小企業が業務改善の手段としてIT資源(プログラム、ハードウエア、データベース、ネットワーク等)を投入する際に、「AS-IS TO-BEモデル」を使ってその改善提案ができるようになること。
(2)マクロで組んであるExcelの「MICOSYU(ミーコッシュ)分析ツール」を用い、社長への提案が、数値的裏付けをもって行えるようになること。
ではなかったかと考えています。
業務分析の可視化の重要性
中小企業でも大企業でも仕事現場の業務改善を図る際に、①人の作業項目、②活用しているソフトウエア(Excelでもなんでもよし)、③使っているハードウエア、④データベース、⑤帳票類の流れ等を総合的かつわかり易く可視化できることはとても重要であり、誰もがその必要性を疑う余地はないことだと思います。
さらに、改善することにより「効果」がどれだけ見込めるのか、(例えば①業務効率による人件費等の削減や、②販売機会ロスの削減等による売り上げ増強等)定量的な数値を示せることも重要なことだと考えます。
しかし、これを行うことは簡単ではないはずです。物事の問題点を言葉で表現し、可視化できた時点で、その問題の半分以上は解決しているといわれることも、そのことの難しさを良く表していると思います。
リアリティーある実案件でのAS-IS TO-BEモデル作り
今回は、手作業で業務フローチャートのAS-IS TO-BEを書きましたが、案件は、実在する案件もモチーフにされていたようなので、とてもリアリティーがあって。想像できて良かったです。
今後の業務改善の際の「AS-IS TO-BEモデル」作りは、手作業だけだと、私のようなビギナー診断士には辛いので、フリーのソフトを使うか、先生も使われているマイクロソフトVISIO(これが高い!、ので、まずは試用版)で、改善提案をきるようになっていきたいと思いました。
フレッシュ診断士研究会(フレ研)での活動の集大成の研修
この研修の大元の研究会であるフレッシュ診断士研究会(通称フレ研)には昨年度1年間皆勤賞で出席でき、小林先生の診断士としての類まれな成功体験をお聞きすることができました。
また、27期生までいるフレ研OBの方々の貴重な診断士1、2年目等の活動をお聞きすることもできました。
私の1年目診断士の期間はまもなく終了し、4月には2年目診断士となり、新たなフレッシャーズが誕生してくると思います。
1年目のスタートダッシュは、色んな先達診断士の方に良くしていただき、お蔭さまで概ね満足度が高い内容であったように思います。
2年目に突入する今も、持っているスキルを磨きながらも、もっと実経験を積めるよう頑張っていきたいでと思っています。
参加者の皆さま、講師の皆さま、4日間お疲れ様でした。
番外(宣伝)
フレッシュ中小企業診断士の「合格・資格活用体験記 Ⅵ」の入稿が終わり表紙ができました。
後は、本屋に並ぶのを待つばかりです…。