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200人規模のWordPressセミナーを開催して学んだ教訓と改善点

先日、初めて200人規模のWordPressセミナーを開催させていただきました。。Zoom参加者が150名、会場参加者が17名という大人数のセミナーで、正直なところかなり緊張し、想定外のトラブルも発生しました。今回の経験を振り返り、今後の改善点を整理します。


大規模開催で感じたITリテラシーの差

会場参加者の中には、WordPressやPC操作に不慣れな方が前方の席に座っていたため、その方のサポートに時間を取られることがありました。結果的に進行が滞ってしまい、講義全体の流れに影響が出たと感じています。今後は、参加者の習熟度に応じたフォロー体制や、補助スタッフの配置を考えたいと思います。


想定外のトラブル1:3画面構成での表示不具合

会場では、大型モニター、ノートPC、外部ディスプレイの3画面構成を用意しました。PowerPointは大型画面に固定表示し、ノートPCで原稿を確認、外部ディスプレイでインターネット画面(約20ページ)を順に見せる予定でした。しかし、大画面の解像度調整がうまくいかず、ブラウザ画面が拡大されすぎて戻せないトラブルが発生。これにより進行が一時停止し、焦りが増してしまいました。次回は画面設定を事前にテストし、スムーズな切り替え方法を用意する必要があります。


想定外のトラブル2:ネットワーク障害

会場のWi-Fiが非常に不安定で、17人が一斉にロリポップサーバーへアクセスしWordPressをインストールしようとした際、502エラーが多発しました。これまで経験したことのない事態で、解決に時間を要しました。本来であれば、メールでデモサイトの準備完了通知が届くはずだったのですが、気づくのが遅れ、混乱が拡大しました。


想定外のトラブル3:デモサイトのログイン不可

リカバリー用に用意していた2つのデモサイト(①WordPress完成済み、②テンプレート設定済み)のうち、1つのサイトでID・パスワードが書き換わるトラブルが発生。事前に設定していた「vektor/vektor」に変更されており、参加者がログインできない事態に。これによりセミナー進行が大幅に遅れてしまいました。


QRコード共有の非効率さ

会場参加者には、デモサイトのURLをQRコードで配布しました。しかし、QRコードをスマホで読み取り、それをPCに転送してアクセスするという二段階の手間が発生し、「面倒だ」という声が多く上がりました。次回は、事前メールでダウンロード先やアクセス先を共有し、参加者がスムーズに準備できるようにします。


改善策と学び

  • 事前準備の徹底強化:画面構成やWi-Fi環境をリハーサル段階で徹底チェック。
  • 参加者への事前案内:デモ用URLや資料は事前にメール配布し、当日トラブルを回避。
  • ログイン情報の多重確認:デモサイトのID・パスワードは直前に必ず検証。
  • サポート体制の拡充:会場スタッフやZoomのサブホストを増やす。

今回のセミナーは、多くの課題と改善点を浮き彫りにしましたが、大規模開催ならではの貴重な経験となりました。次回は、よりスムーズで参加者全員が満足できるセミナーを目指して準備を進めたいと思います。

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