Google公式発表のSEO対策「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」
それでは、各々のCMS付きホームページを用いた具体的なSEO対策はどのような方法があるか見ていきましょう。
第一回目で、有用なSEO対策は対象顧客に有用なコンテンツを増やし続けていくことだと述べました。
これらの根拠は、Google公式発表のSEO対策「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」や「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」などに記載されています。
品質に関するガイドラインでは、「ウェブサイトが有する専門知識、権威、信頼性(EAT)は非常に重要です。」とあります。また、スターターガイドには、コンテンツを最適化することが重要である、など9項目の必要項目があります。
コンテンツマーケティングを実施する為にはどのCMSが有利?
これらを全て実行するには、ソースコードを直接操作できるWordPressが有利だとは思いますが、他の2つのCMSでも行うことは可能です。具体的には、WixでもJindoでも有料版ではブログ機能はありますし、SNS(facebookやInstagram)との連携、GoogleAnalyticsでのアクセス解析も可能です。
問題は、中小企業がそれらのSEO対策を効果が出るまであきらめずに続けていける労力を捻出できるか、人材を確保できるかいう点だと思います。
全くHTML等の知識がない中小企業がWordPressでサイトを制作したは良いが、SEO対策に困り、効果の薄いSEO対策費を業者に支払うよりは、毎月のコストはかかりますが、WixやJindoでサイトを構築し、自ら行えるコンテンツ作りでSEO対策を講じでいくほうが得策でしょう。
企業のIT習熟度に応じたSEO対策を継続していくことが重要
このように、企業のIT習熟度に応じたSEO対策を図り、検索されたいキーワードで上位に表示されることがまずは重要で、そこから問い合わせや受注増加に繋げていくのです。
その際のサポートとして、経済産業省では小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金など補助金を用意しています。また、区や商工会議所の専門家派遣事業などを活用して、Web制作やマーケティングに強い中小企業診断士の派遣を依頼し、適切なアドバイスを受けることもできます。
是非、貴社においてもWebを使ったマーケティングで大きな効果を出していただきたいです。